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燿変玳玻天目(ようへんたいひてんもく)遂に完成。

虹色の光彩が写真に写らず、
お見せ出来ないのが残念です。

私は常々、世界に3個ある燿変天目以外にも鉄釉である以上、燿変虹彩は出るのではと試験を重ねておりました。幸い、木葉と陶器とガラスの融合で木葉天目茶碗を制作してきましたが、木葉天目の葉っぱを焼き付けるベースになる釉薬で、玳玻天目のテストをしていた所、7月29日に虹色に輝く光彩を器の側面に発見しました。 玳玻天目は燿変の前例がなく、11月末まで窯業試験場等にサンプルを送付して調べましたが、報告例もまったくありませんでした。
また新しい陶器について、公平、公式な見分をして頂く機関が日本に無く、色々な美術館などに問い合わせしましたが、公式なコメントとなると全施設で断られる事態となり、本当に困っていました。右往左往している時に東京国立博物館の学芸員の方が見て下さる事になりました。8月に東京国立博物館に問い合わせ、サンプルを送付させて頂き、又、10月に成功した作品を持参し、非公式ではありますが珍しい燿変現象を確認して頂きました。東京国立博物館としての公式意見発表はだせませんという見解に留まりましたが、大変珍しい前例のない物という認識で、今回の発表に至りました。
玳玻天目は本来、トラやライオン、ネコの毛のように黄色みかかった茶色い線が縦へ数百本伸びる文様の事を指し、古くは南宋の吉州窯で焼かれた玳玻天目茶碗(国宝)、文字天目茶碗(萬野美術館)が有名です。 今回、玳玻天目に太陽の光を当てると、その毛一本一本が虹の様に七色に変化する事から燿変と判り、また玳玻天目は世界に3つあるとされている燿変天目のようにもともと虹の中心に有る、核がない事から、広い意味で燿変玳玻天目と名付けました。
現在、再現を試みていますが、未だ成功しておりません。まだまだ課題は沢山ありますが、一つずつ解明していきたいと思います。今後も世の中に無いオリジナル作品を制作したいと思って頑張って参ります。また私共の作品が沖縄へ観光客のお客様が来るきっかけになればとても嬉しいです。